
僕は特別な事がない限り、エフェクターの試奏動画として、カメラで撮影した、ひたすらギターを弾いてる動画をインスタにアップしています。エフェクターの所有個数が30個を超えて、これを1つ1つ紹介するのもいいのですが、組み合わせてどちらかがどちらかをブーストしている設定を紹介するのはどうだろうということをやっています。
僕自身が楽しんでやっているわけですが、毎日視聴数が大体70~80回くらいあって、それなりに反応があるんだなと思っています。
実はこのアイデアは約12年前にやはり同じようにエフェクターを並べてアンプの歪みをブーストさせるという動画を作ったことがあり、その時は再生回数が2000回とかだったので、今回はどれくらいかなと思ったのですが、先述したくらいで推移してます。
これをやってて思うのは「音は大体似たり寄ったり」だということです。どちらかと言うと使っているギターのPUに違いが出るという感じです。フロントのシングルコイル、リアのハムバッカー、この辺を切り替えながら弾いていますが、その辺の違いを視覚的に捉えられるというのが、ひとつの特徴かなと思っています。
あと思うのが「僕自身がどういう演奏をしているか」ということです。約5分の演奏中に後段の歪みだけで1分半ほど弾き、残りの時間は直列したブースターに使うオーバードライブ、ディストーションも併用するというスタイルです。これを見ていると、歪みひとつだけだと、ピッキングの粗が目立つということです。いわゆる「右手と左手の指の動きが合っていない」状態です。なので、ちょっと早いフレーズを弾くと音が出ていないということが、はっきり映ってしまいます。あまりにひどい時は録画し直します。これが綺麗に音が出せるとカッコいいのですが、その後にブーストした動画を出すと、ものすごく速く自分なりに弾くと、そこそこ速弾きに見えてしまうからです。つまり「ブーストしちゃえばピッキングの粗が目立たないから、あんまり気にしないでおこう」と勘違いしてしまうことです。
それではいけないと思うのですが、いつも録画に気が行ってしまい、練習を怠りがちなんですね。自分でもちょっと恥ずかしいくらいなのですが、それを気にしていると毎日動画なんてとてもとてもお見せ出来ませんので、あまり気にせずにやっているのが現状です。
最後に思うのが、「この企画は果たして役に立っているのだろうか?」ということです。基本的には自分の趣味なんですが、僕もそんなに変わった珍しい機種、値段が高い機種を使っているわけではないので、あまり面白くないかもしれません。それでも思うのは、例えばBOSSのSD-1、DS-1、アイバニーズのTS9などありきたりな機種をいろんな歪み系と組み合わせてその音を聴くというのは、エフェクターにあまりなじみがない人でも、興味を持ってもらえるのではないかと思って、試奏しています。試奏中には自分が感じたこともテロップで出したりして、なるべくその雰囲気や感想を述べますが、基本的にはその音を聞いていただいて、あまり上手ではありませんが、僕の試奏している動画を見ていただいて、興味を持っていただけると幸いです。
@max_kiyo_miyabi1974 • Instagram写真と動画

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