特にパソコンで仕事してる時は「BGM」に気を使います。
仕事は99%日本語なので、当然邦楽を聴くと日本語が頭に入ってくるわけです。そうするとそれまで日本語で考えて進めていた仕事の中に英語が入ってきてします。そうすると急に仕事が頭に入ってこなくなるわけです。
そういうわけで仕事中はほとんど邦楽を聴かない・・・というか英語の曲を聴くようにしています。もちろん邦楽にも英語の曲やインストゥルメンタルの曲もたくさんあるわけで、それについて批判するつもりはないです。日本人の優れた音楽を聴くこともあるわけです。ジャズならば歌詞そのものがほとんどないため、洋楽・邦楽の区別はないですね。
Char氏のような日本人なんだけど英語の歌詞が多い曲も好みます。ラウドネスなんかはその一つですね。ヒーリングミュージックのような眠気を誘う曲は絶対聴きません。眠たくなるばかりです。しかし眠気を誘うような音楽にはアルファ波が含まれており、気分を落ち着かせる効果ははっきりと実証されています。
音楽によって気分がどう変化するか?という研究は昔からされているようで、色々な臨床結果を用いて実証しようとするのですが、いい結果は得られないとのことです。
なぜかと言えば、「聴く人の好みが人によって異なるから」という単純明快なものだったそうです。自分が聴く音楽は自分で決めたいですよね。ただしモーツァルトの曲は確実に人にとって良いとされてます。3500Hz以上の高い音域を用いた曲が多いというのが要因のひとつなのですが、それだけの事由では証明されません。他にもモーツァルトの曲を聴かせて育ったトマトが大きく、たくさん育つとか、乳牛の乳の出が多いなど、実証されていることもあり、今後もこれらモーツァルトの研究はされていくでしょう。
洋楽でも聞く基準があります。
- ギターによる演奏
- 男性歌手
この2点においてはほぼ間違いありません。好みの話を上記でしましたが、自分が心地よく感じる曲がたまたま男性アーティストであり、ギターを用いた曲を好むというただそれだけのことかもしれません。ジャニスジョプリンなんかは聴くこともありますが、そんなに聴くということもないです。
理由は何でしょうか?
昔からそうだった、という身もふたもない答えの一つもありますが、力強さとか共感できる歌詞だとかそういう点において、好みが男性よりだと言えるのかもしれません。
洋楽に関しては上記のような理由ですが、では邦楽についてはどうでしょう。
これもほとんど聴くことはありません。理由も上記と同じですが、唯一聴くのがバービーボーイズです。ただこれも男女のペアで歌うという一風変わった編成のバンドなので、純粋に女性歌手のの曲を聴くことはないと言っても良いでしょう。
このところ椎名林檎のネタが多いのですが、実は昔・・・林檎氏がデビューした時から
この歌手の歌は聴かない
と決めていました。なぜか?
それは自分の音楽制作に影響が大きすぎると言えるからです。不気味な歌詞、洗練に練られた曲、激しくも聞く者を引き寄せるアレンジ・・・どこをとっても自分が負けたように感じるというか勝ち負けではない、影響を強く受けすぎて自分が作る歌がどこか幼稚で、つまらないものに感じてしまうと思ったからです。で、時は流れ今年になってく曲のコピーのために何曲も何回も聴くのですが、やはり自分が最初に思った、優れた要素は不変で、自分がおいそれと入っていけるような世界ではありませんでした。でも今の僕には自分の個性が確立しており、林檎氏が何を書いても動じない制作意欲が湧いてきますし、それを形にすることも出来るのです。
こうやって文章を書いていても、洋楽ばかり聞いています。今聴いているのはスティービーレイボーンです。実はあまりこの人の曲はあまり好みではないのですが、BGMとして聞き流すにはちょうどいいかもしれません。変に感情移入すると、洋楽でも頭の中でメロディーが強く流れてしまうからです。
何しろ良い音楽に巡り合いたいものです。近年は昔絶対聴かなかったミスターチルドレンとか、米津玄師の曲に興味を持ったりとか、聴く音楽に幅が出来てきました。それは日和ったとかではなく、良いものは「聴かずに批判はしたくない」というし姿勢でいるからです。
もし気に食わないと思う歌手の歌などは、一通り聞いてから判断します。滅多に聴くようになるアーティストはいないですが・・・
甲本ヒロトがパネル番組で言っていたのですが「昔は歌詞なんかほとんど聴かずにロックを楽しんでいたが、最近の若い子たちの音楽はまず歌詞を読ませるところがあって、それが気に食わない。別にいいけどね」というような趣旨の話をしてました。
確かに今は歌詞重視の偏重があります。昔では考えられなかったような高度な内容を持つ歌の歌詞も珍しくありません。でもこれだけはいえます。
仕事のBGMにはならない、と。
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