僕は時々メロディーだけを聴いて耳コピして、メロディーとコードを付ける、ということをするのですが、譜面も読めない僕がどうやっているのか?
ちょっとご紹介します。
まず、メロディーをもらわないことには始まりませんので、しっかりした音源からしっかりしてない鼻歌レベルまで、なんらかのメロディーをもらいます。
次にそれを録音します。昔はMTRでしたが、今はパソコンでやります。
音源を繰り返し聴きながらギターを片手に何度も何度も聴きます。で、多少そのメロディーを覚えます。
それをなぞってギターで弾いていると一定の音階(スケール)がわかってきます。どこの弦を使えばいいのか、どこを押さえるのがいいのか、癖がわかってきます。
そこまでわかったら、スケールに合うコードを探り当てます。僕も長い事この手のことをやっているので慣れているのですが、ベース音を探します。これは比較的簡単です。
ベースとスケールがわかれば、その音が何のコードがほぼ判明します。
それをワンコーラスやるのですが、全部をひとつひとつやるのは大変なので、だいたいの流れがわかればその曲にはどんなコードが使われているかの法則がわかります。
ここまでが基本なのですが、困るのはメロディーを完全にコピーすることです。
その場合はいったん自分で真似して歌ってみます。ただ全く同じに歌うのは難しいので、ここが最大のテクニックなのですが、メロディーに適当な歌詞をつけてあたかも一曲作詞作曲するかのようにです。歌詞が覚えやすいように細かい歌詞を書きます。
歌詞はデタラメです
歌詞があると曲が頭に入ってきやすいので、その歌詞の歌を弾くんだというスタンスになります。
聞き覚えのないメロディーから、新曲を一曲覚えるほうが覚えやすいです。
覚えたらその曲のデモ音源を作るように一曲ギターかキーボードで弾きます。
あとはパソコン上で修正します。ギターならパンチインできますし、キーボードでmidi録音していればメロディーに合う、音符に作り変えれば出来上がりです。
最後に本当にあっているか、元々のメロディーと出来上がった曲と比較します。間違いがあれば修正します。
これで完成です。あとは依頼者に聴いてもらって内容に不具合がないか確認して終わりです。
お疲れ様でした。
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