オランザピン(ジプレキサ)

疾患

昨日の疲れがあって、なかなか眠れませんでした。普通は疲れると寝付きが良いと思うのですが、何か心配事でもあるのか、眠りにつけませんでした。

仕方なく薬に頼ることにしました。
普段だと睡眠導入剤のデアビゴを飲むのですが、先日も飲んであまり効き目がなかったので、睡眠導入剤ではなく、頓服で処方されてる抗精神薬のオランザピン、商品名はジプレキサを飲むことにしました。飲む量はその時の気分の状態に応じて任されているのですが、早く寝たいのでやや多めに(10mg)飲みました。

今朝起きるともう全くと言っていいほど体が動かず、やっとの思いで立ち上がってもフラフラで、手摺につかまって歩くのがやっとでした。こんな事は初めてです。10mgどころか25mg(2.5mgのワンシート)飲んだこともありますが、その時も今回くらいのフラツキ加減でしたが、今回はその半分以下の量なので、ちょっとした驚きでした。

何とか居間について朝食のバナナを食べ、歯だけ磨いてソファーで横になりました。
そこからは全く記憶がありませんでした。

目が覚めたら11時30分でした。朝起きるのが5時10分と決めているので、6時間余分に寝ていたということです。そこからも何をするでも体が言うことを聞かず、ツイッターも全然見られず、フニャフニャしてました。

心配事を少しだけ思い出しました。

僕の勤める会社のチェーン店が最近料金変更を行ったようで(僕のあずかり知らないところですが)、それに伴い、店舗の看板に掲げている料金表記を変更する工事が行われているところを見たのです。それ自体は至極当然のことでしたが、その現場に自分が立ち会うことがなく、オランザピンを過剰に飲んで、家でゴロゴロしている(ちゃんと在宅勤務はしていますが)事が何とも空しくて、自分にも、その工事を行った人たちに対しても許せない気持ちになりました。

八つ当たりです、完全に。

仕事で必死に頑張ってくれている人たちを冒涜する考え方は、どこから来るのか。
おそらく自分が羨望のまなざしをもらえない、今の自分が認めてもらえない苛立ちがプライドを傷つけているのだと思います。

主治医の先生からは

「感情をコントロールしようとするから、苦しみ、その苦しみは無意味である」「その感情をそのまま受け入れなさい」と言われました。

なかなか難しい考え方です。

それでも自分は自分の置かれた立場で、花を咲かせようと思います。

時には薬でごまかしても、です。

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